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nowhere

僕らは、ここでは自由だと思っていた。どこの国のいくつの誰が何を話そうとも、それは僕らの自由だと思っていた。もちろん、自由には責任が伴うし、時にはそれが僕ら自身を傷付けもするだろう、けれど、僕らの何にも属さない自由は、僕らのもので、僕らを突き動かすことができる。そのはずだった。

つまり、そう思っていたのは、僕らだけだった。